「ガラ紡」の手織りバッグ

今週末、20日(金)から始まる展示「素色しろいろ」では、タコ糸で織った布 “mosaic” だけけでなく、「ガラ紡」の糸を使って手織りし仕上げた、バッグもあります。

ガラ紡とは、明治初期に考案された日本独自の紡績機で、ガラガラ・・・と大きな音をたてて糸を紡ぐようすから、そう呼ばれるようになったようです。

通常であれば、大半が廃棄処分になる「落ち綿」がその原料で、ゆっくりとゆっくりと紡がれた糸は、ポコポコと不揃いで愛嬌のある、とても魅力的な糸なんです。

そのガラ紡の糸をヨコ糸に、タテ糸にはリネンを張って、手機で布地にしています。

展示では、このガラ紡で織った布で制作したバッグも、数種並ぶ予定です。

(また、普段店頭では、ガラ紡で編み立てられたソックスも、定番製品としてございます。)

atelier KUSHGUL 2020 春展 「 素色しろいろ 」

2020.3.20(fri.) – 3.29(sun.) ※ close 3/25(wed.)

11:00 – 18:00

at M u s t a r d 3F gallery